目次
前置き
初めましての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。わせポケ2年のばるーん (@Ba11oonwasepoke) です。
4月のある日ふと最強実況者全力決定戦のルールを剣盾の冠環境でやりたくなったので、みきした2くんを誘って対戦することにしました。5月からわせポケの対面活動が再開するとのことだったので対戦は対面活動のときにやることに。この記事は、そんな2人での特殊ルールの考察から対戦までの一連の流れをまとめたものとなっております。
前置きはここぐらいまでにして早速本題にLet's Go!
USUM最強実況者全力決定戦のルールとは?
1. 全18タイプをタイプ被り無し&タイプ余りなしでパートナーズを選定
2. 18パートナーズ以外のポケモンを一匹のみ使用可能(自由枠)
※ただし、自由枠のポケモンはパートナーズのポケモンの1体と同タイプでなければならない。
3. パートナーズ+自由枠のポケモンで構築を組み、対戦を行う
簡潔にまとめるならば、対戦よりも考察がメインの特殊ルールです。
より詳しくルールの把握したい方は下記の動画を見てみてください。
パートナーズ
ばるーん
この14体のポケモンがばるーんのパートナーズです。主な採用理由は以下の通り;
次に、パートナーズのポケモンの数が多い方が構築の組み方に幅が出き、相手に自分が使うであろうポケモンを絞らせずらくできると思ったので全体的に単タイプを多く採用することは確定。
また、僕は対戦において再生技を持っているポケモンが好きなので、再生技を持っているポケモンも意識してパートナーズに取り入れることにしました。
最後に、上記2つのポイントを踏まえた上で冠環境で結果を残した並びを参考にするパクることにしました。具体例を挙げると「カバウツロナット」や「ハピナマコ」(ハピナスは自由枠)、「レジエレキ+ピクシー」などです。
ここで一旦、みきした2くんにバトンタッチしたいと思います。
みきした2
ということで、ここからはジョニーデップが担当します!!!
嘘です、みきした2です。ねえ、もう読むのやめようとしてるでしょ?いいから最後まで読んでってよ~。どうせ暇でしょ?ってか巨人が5連敗してて早く・・・(長いので以下ry)
唐突に解説が始まりましたけども、私が選んだ12体がこんな感じです。
経緯は以下の通りです。
- 相棒枠なのでサザンドラ確定
- 日ごろから信用しているカミツルギと霊獣ランドロス確定
- 毒タイプと虫タイプは単体だと弱そうなので、複合タイプで強そうなウツロイド、フェローチェ確定
- 両ウーラオス対策兼状態異常とかのめんどいやつ対策になるレヒレ確定
- 単タイプだとエレキ、エスバ、ポリ2はどう考えても強いので確定
- エスパーが残っていたため、大会で何かと使いがちで最近愛着がわき始めた(一応相手の面倒な展開とかをけん制できそうでもあるため)エーフィ確定
- 氷とゴーストが残り、相手視点対処がめんどそうで、悩ませることができそうなガラルサニーゴとクレベース確定
結構雑な決め方だなあ。ただ、このルールでやるのは初めてだったし、相手のパートナーズが分かっていない状態でいろいろと考えすぎるのもよくないかなと思い、それなら相手のパートナーズ見てから考えようと思って割と好きなポケモン中心に組んだ。
考察&パーティ紹介
ばるーん
【構築経緯】
みきした2くんのパートナーズはウツロイド、ランドロス、カミツルギ、レジエレキといった高火力ポケモンが多いので、サイクルを回すことができないと判断。また、みきした2くんはサイクル+積みの要素が備わった構築を好んで使っている印象なのでそこに初手ダイマが刺さると考えた。そのため、初手ダイマ+詰めを軸に構築を組むことに。
自分のパートナーズをみたときに最も初手ダイマ適性があるのはポリゴン2だったので、初手ダイマ要員はポリゴン2に決定。詰めは、パートナーズを決めた時から頭の中にあったレジエレキの壁+ピクシーの並びを採用。
さらに、対面構築ではステルスロックをまけるポケモンがほしいと感じたので4体目にウツロイドを採用。カバルドンでない理由は、対面構築には必ずしも地面タイプを採用する必要はないと思った+相手のカプ・レヒレを警戒したから。決してカバルドンを上手に使う自信がないからではない
相手のパートナーズで、こちらの初手ダイマポリゴン2を明確に止めてくる相手のポケモンはポリゴン2なので、選出を抑制するため2体目のダイマアタッカーとしてフェローチェを採用。
フェローチェだけだと抑制効果がいまいちだと思ったのでウインディに変わる自由枠としてエースバーンを採用。
そして、出来上がった構築がこちら
【個体解説】
ポリゴン2@しんかのきせき(ダウンロード・ひかえめ)
191(244)-×( )-111(4)-172(252)-116(4)-81(4)
はかいこうせん/れいとうビーム/ソーラービーム/じこさいせい
ぽけっとふぁんくしょん!
- 普通の壁エレキ
- 調整は以下の構築記事を参考にさせていただきました。
- HBベース
- マジックガードは、こちらのフェローチェを受けるために採用される可能性が高いガラルサニーゴののろいピンポイト読み
- Sは無振り60属抜き抜き調整
- かえんほうしゃの枠はみがわり、コスモパワーなどと選択だが、今回は相手のカミツルギ&自由枠のナットレイを重くみてかえんほうしゃとした。
- 行動保証が欲しかったので持ち物は気合のタスキ。
- 攻撃技は無効タイプのないパワージェム。
- あとは採用理由のステルスロック、相手のSを奪えて運ゲーを仕掛けられるでんじは、相手が痺れたときにさらなるアドバンテージを稼げるどくびしとした。
- まさかの特殊型フェローチェ。意表をつけると思い採用。
- 持ち物は火力を上げるため命の珠。
- 調整は以下の記事を参考にさせていただきました。
- 完全なる選出抑制枠なので特に語ることなし
みきした2
【構築経緯】
4/17にお互いパートナーズを見せ合った。やっぱり被ってるポケモン多いなあとか思いつつ。ポケモン対戦に関する研究に長けてる(とみきした2は思っている)ばるーんくんと思考が同じでうれしいななんて思いつつ。
そんなことを考えながらざっと相手のパートナーズを見ていると、あんまり攻めっけを感じなかった。物理がブリザポス、フェローチェ、カイリュー、特殊がレジエレキ、レイスポス、ウツロイド。
ここで僕はレパルダスに目が行った。
こいつ絶対出てこないやろ!
こいつだけランクマで見たことない。これがブラッキーなら警戒したかもしれない。(なぜならランクマで黒バドばっかり使っている私は何度もブラッキーに負けてきたから。)この時点で相手の悪タイプのポケモンは出てこないと決め打ちした。
そうなるとエスパータイプの技の通りがよくなるな。アシストパワーとかかな?あれれ、相手のパートナーズにクレセリアがいるな。こいつ強くね?僕のパートナーズはエーフィだからそこをクレセリアに変更できるなあ。相手はブリザポスと組んでるから、クレセが来たとしてもトリル三日舞の可能性が高いだろう。不意のクレセリアは絶対強いな、こう思ってクレセリアが果たして本当に通せるのか考えた。
- ウインディ、ポリ2、カバ、ナマコ、ナットあたりは耐久型だろうし身代わり張れれば余裕だろう。相手のクレセリアも上記の理由で行けるはず。(ナマコは特性が天然でもアシストパワーを受けるのは厳しいことも分かっていた)
- フェローチェは虫技はどうせとんぼ返りしか持っていないだろうから、Bに厚めに降れば行けるはず。ウツロイドは特殊やから基本大丈夫なはず。エレキは地面枠を保険で入れときたいな。レイスポスは後出しは許さないけど、対面ではさすがに不利だから引き先ないとダメそう。カイリューもだるい。ブリザポスはわからん。ただ遅いからダイマしのげれば他のポケモンと絡めていけるやろ。
- ピクシーは同じことできてしかも天然。こいつ厄介やな。
こんな感じでクレセを通せそうな気がした。ばるーんくんには悪いが、いつもはしない陰湿な攻め方をすることを決心した。
天然ピクシーを起点にクレセリアで積めるようにするために、毒菱ウツロイドが強そうだったため採用。このルールでは浮いてるポケモンや鋼タイプの採用が限られてしまうこと、毒菱を回収できる毒タイプポケモンもいたとしても1体であることもこのウツロイドの採用を後押しした。マジックガードかどうかも判定できる。
カイリュー、レイスポス重そうなのでHBポリ2採用。
対エレキ地面枠ランドロス採用。あとレジエレキとクレベースも採用しましたが、詳しくは個体解説で。
【個体解説】
215(244)-×(0)-69(12)-147(0)-151(0)-170(252)
ぽけっとふぁんくしょん!
前述の理由で毒菱採用。行動保障のあるタスキ。タスキ持ってるからミラコも採用。Cに回す必要ないので、Hにほぼ全振り。こいつどくどく覚えないのだけは計算外だった。
エレキけん制。相手のパーティ次第では崩せるようにラム剣舞。素早さはたぶん+1で最速フェロ抜きだった気がする。こういう調整を考えるのがこのルールの楽しいところだよね。
クレセリア@たべのこし(ふゆう・おだやか)
227(252)-×(0)-189(252)-85(0)-151(4)-105(0)
めいそう/みがわり/アシストパワー/つきのひかり
ぽけっとふぁんくしょん!
HB特化でもよかったが、D方面薄くするのはどうかと思い、多少Dにも回した。毒菱と相性のいい、かつ状態異常めんどうなのでみがわり採用。相手のパーティから悪タイプ切ったのでアシストパワーワンウェポンにためらいはなかった。ちなみにアッキでもいいと思う。
物理固すぎるし、特殊も頑丈ミラコで強引に突破できるから強くねと思い採用。ここの枠は要検討。ポリ2と役割被るからほかのポケモンの方が良いかも。再生技と毒菱の相性のよさばっか考えてた。自分は反射技が大好きだから仕方ないね。
レジエレキ@こだわりメガネ(トランジスタ・ひかえめ)
163(60)-×(0)-80(76)-167(252)-81(84)-225(36)
ひかりのかべ/ボルトチェンジ/10まんボルト/はかいこうせん
ぽけっとふぁんくしょん!
眼鏡で予想外の火力を押し付けられたらと思い採用。とんボルチェン大好きマンでもある。カバはラムランドの餌なので逆に誘いたかったまである。氷の牙?しらないねえ。努力値は効率良いと思われる振り方。こういう振り方やったことないからあってるのかわからん。
レイスポス、カイリュー対策のHB。毒菱との相性を考え、少しでもダメージを稼ぐためにスピードスワップ、みがわり採用。冷ビはカイリュー意識。特性はトレースとかの方が良い。相手のパートナーズ見て特性どれでも正直あんま変わらないやろと思って、特性パッチケチった。言ってなかったけど、6体全部PPは最大まで増やしたはず。ミラーコートとかはしてないと思うけど。こういう戦法するなら当然よね。
みきした2編は以上です。なんか真面目に書いちゃったなあ。反省点としてはもうちょっとしっかり考えて構築組みたかったですね。コンセプトはしっかりしてたけど隙があるなっていう感じでした。ばるーんくん誘ってくれてありがとう!楽しかった!つたない文章をここまで読んでくれた方々、本当にあリリリ、ガガガガガガ!!!ウルォーード!!
All translated by Google
対戦
ようやく対戦パートにやって参りました。もし良かったらこれまでの考察からどっちが勝つか予想してみてください。
※ばるーんはわきぞーロムを使用
ばるーんは、ウツロイドに対しての最大打点であるドリルライナーを選択。みきした2くんは、フェローチェの物理技を警戒しクレセリアバック。
ばるーんはクレセリアに瞑想がないことを祈りつつ、ピクシーバック。みきした2くんは、フェローチェのとんぼがえりを読んで身代わり。
Nターン目;ピクシー対クレセリア対面
CD6段階アップの要塞化されたクレセリアを突破する手段がないため、ばるーんは潔く降参。
自由枠を最大限活用したみきした2くんに完敗でした。
振り返り
良かったところ
2人とも楽しめた
これがなりよりも良かった。
個人的に、対戦が終わったあとに2人でそれぞれの考察を話し合ったのが一番楽しかったので、今後も特殊ルールでの対戦を行う機会があったら対戦のあとにも時間を設けたいと思いました。
また、お互いこのルールでの対戦は初めてだったので、パートナーズ公開から対戦まで2週間と余裕を持ったスケジュールを組んだのも正解だったと思います。
反省点
結論ですが、このUSUM最強実況者全力決定戦 - 剣盾版は特殊ルールとしては
ぶっちゃけ微妙です。
まず、パートナーズのポケモンが被る確率があまりにも高い。高すぎる。実際、今回の対戦でも4体のポケモン(ポリゴン2、レジエレキ、フェローチェ、ウツロイド)が被ってました。
自分らしいパートナーズを選ぶというところが本来のこのルールの魅力の一つなのに、被ってしまっては元も子もありません。パートナーズ被りを解消するために、上位30位のポケモンを使用禁止にするというのも一つの手だと思います。
また、サークル内の仲間に声をかけるハードルが高すぎました。面白くて考察のしがいがあるルールほど、時間を要するので大人数ではできないことを実感しました。ルールの内容と時間のバランスは、今後特殊ルールでの対戦をする上でしっかりと調整したいです。
終わりに
長い記事でしたがここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました。また、考察や育成に時間がかかるルールにもかかわらず快く対戦を承諾してくれて、さらにこの記事の執筆を手伝ってくれたみきした2くんもありがとう!
以上、筆者はばるーんでお送りしました。
※参考にさせて頂いた構築記事、Youtubeの動画は許可を取っていないので何か問題があったら削除させていただきます。